今日は、曇り空から時々晴れ間が覗いていました
昨日より暖かくなる予報でしたが、風が冷たかったです。
唐招提寺に再びお参りしました。 今日は落ち着いて見ることができました。
唐招提寺
仏さまたちもお戻りで、活気がでています。
再度来たのには理由がありました。 左に人が集まっているのが見えますね。
お正月には、千手観音さまのお札がいただけるんです。
修復中は講堂でいただけました。
元旦は、すでになくなっていたんです。 毎年いただいて帰るのに! ショック!
観音さまの前に、藁を束ねた柱が作られ、竹串に挟んだお札が挿してあります。
「ご自由にお持ち下さい」 と書かれているんですが・・・ないっっっ!
事情を知らない観光客の方は、藁を引き抜いて持って帰るのだと思ったようです。
ひらひらと藁を手にしているたくさんの方たちを見て、ちがうと言えるはずもなく困ってしまいました。
今日3日は、ありました! よかった!
係のおじょうさんが一生懸命補充していました。 元旦はどうしてしなかったのでしょう?
ともあれ、これで心置きなく奈良を離れることができます。
唐招提寺金堂
所謂、エンタシスの柱です。
きれいになりました。

見上げると、大好きな蟇股。
しっかり支えてます!

天に昇っていくような斗組。
リズミカルです。
唐招提寺講堂
宮廷から賜ったものだそうです。
平城宮にあった建物です。

こちらの斗組はシンプル。

めずらしい蟇股ですよ。
唐招提寺経蔵校倉
美しい!
唐招提寺の建築は、見ていて飽きません。
名残惜しいですが、ぼちぼち戻らないとね。
垂仁天皇陵
お堀をさらっていました。
おかげで、前方後円がよくわかります。
第一次大極殿正殿
姿をみせた、第一次大極殿正殿です。
自分で撮っててなんですが、
なんか、CGみたい・・・。

この春に向けて、がんばって作ってます!
いろいろできるようですよ。
午後は、奈良国立博物館へ。
年末からお正月には、毎年、【 おん祭りと春日信仰の美術 】 という特別陳列をします。
今年の展示はとてもよかったと思います。
特に、【 春日権現験記絵巻 】 などの各模本は、絵も色も美しいものでした。
お正月、帰りの時間までどうしようと思ったら博物館へ!
さて、そろそろ時間です。 奈良を離れます。
今年も転害門に帰ってきました。
今歩いて来た道と、これから行く道は絶対違うよ。 門の外にすてきなことがたくさんありますように!
東大寺転害門外 外より内へ
東大寺転害門外 内より外へ
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