そういえば、訪れてなかったと!
今井町
今井町は、江戸時代の環濠集落。
全盛期は、1100軒4000人を超える人が住んでいたそう。
今井宗久の出身地で、稱念寺の寺内町です。
交通の要所として商売がさかん。
堺との縁も深く、裕福で札まで発行していたとか!
金があるので、武家相手に金貸しもしてた。
金が金を産むってやつですね。
明治になり、貸した金が吹っ飛んでしまった!
だんだんと衰退し、今は、500軒が町屋を守っています。
今井町は昔から知られていました。
私も、若い時から知っていました。
訪れやすいので先送りにして、今日になってしまった!
一般的に有名になったのは、2007年保存地区に指定されてから。
その時から保存のために拝観料をとって公開することになったそうです。
ここ数年は、外国人観光客に大人気!
映画やCMにも使われています。
京都といって撮影しているものの多くに今井町が使われています。
蘇武橋のエノキ
ランドマーク。ここから出発します。
華甍
いいですね!和洋折衷の明治建築。



伝統的な木組みと、モダンな窓や明かりとりが絶妙!

車寄せも上品。

昨日の旧奈良県立図書館もこちらもすてき!
では、重文の住宅を中心に見にいきましょう。
高木家
酒造業でした。
事前連絡が必要なお宅がほとんどの中、
お正月から見学させていただける!
丁寧な説明もありがたいです。

書院があるのは江戸も後半の造りだから。
前半の造りは、仏間なんだそうです。
この書院には、天皇陛下がご休憩されました。

箱階段の上は家族の部屋。
この時代の奉公人は通いということです。

おくどさんと開閉式の窓。

高い天井と明り取り。

この隠し扉からお武家さんがまっすぐ書院に入って金を借りる!
河合家
酒造業。
二階に座敷があるということ。
明り取りがかわいい!
中橋家
お米屋さん。
稱念寺
重文本堂は修理中。

庫裡・客殿の彫刻がなかなか!
豊田家

材木商・大名貸しの豪商。
紙半豊田記念館・豊田本家
肥料や綿をあつかっていた豊田の本家です。


前の豊田家は、こちらからの分家。

千両箱。お金持ち!

土間。

帳場。
箱階段の上は、丁稚さんの部屋。
この時代は住み込みです。

梁と明り取り。

大扉とくぐり戸。
くぐり戸を閉めると・・・。

ぱたんと鍵がかかるのだ!
春日神社
旧常福寺観音堂もありますが。

圧巻です!

復元した環濠。
今西家
今井町といえば、今西家!
今井町惣年寄筆頭です。


家紋と旗印も掲げる!
音村家
金物問屋。

金輪の形に摩耗。長い時を感じます。
旧米谷家
金物商。国有になってます。
上田家
酒造業。惣年寄です。

もう、豪邸!
旧上田家
肥料商。
山尾家
肥料・木綿商。本陣にもなった大商家。

エノキにもどって一周です!
天気もよくて、お散歩びより!

楽しかった!!
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