とんぼ玉 vol.82 【 マヤの貝ペンダント 】

この手の自然物のビーズ。

難しいのは、思った方向にむかせること。

このこもただ紐を通せば、顔が下をむいてしまうのは必然。

何度も結び直して、結局このようになりました。

tombo2019_05_001

ワイヤーにしようかとも考えたけど、ワイヤーワーク下手だし。
パーツに負担がかかるのも嫌なので、結びました。


きっと上手な方なら造作もないことなんだと思う。


このこだけではさみしいから、マヤの発掘玉を落としました。

tombo2019_05_002

発掘物なのは間違いなさそうです。
ヒスイなのもいいんじゃないかな。
この手の発掘玉は、国内では需要がないためか手に入れることは難しい。
【eBay】では、ピンからキリまでそこそこ出品されています。

前にも書いたけど、グアテマラ産ヒスイに宝石的価値はありません。
それほど稀少というわけではないです。

マヤというと神秘的な印象を持つからか、
ちょー古代のようにイメージする方も多いみたい。

実際は、600年から1200年あたりが中心となる時代。
それほど古くもないのです。
ちょうどイスラムと重なる感じ。

発掘物もそれなりにあります。

以前、偽物事情を現地の方に聞いた時。

「メキシコ人はそんな面倒なことしない。
なぜなら、そのへん掘れば出てくるから!」

確かに、わざわざ昔の工法を駆使してまでも、
土器やビーズの贋作をするメキシコ人はイメージできません。
(失礼をいってごめんなさい。)
【あのオヤジ】だって手削りだけど、現代の工具使ってます。
ただ、今の工芸品を時代物だというメキシコ人はイメージできます!
(再び、ごめんなさい!)
でも・・・メキシコメイドのロシアンブルーがあるという話。
侮ってはいけないかもです。

というくらいのものだから、
現代物と間違わなければ、ほぼ大丈夫だと思います。


そして、近年増えてきた中国産の石(おそらくネフライト)!

グアテマラ産でも、やっぱり色が価値を決める。
【あのオヤジ】が自慢するくらいインペリアルタイプは少ない。
この色を欲しがると、中国産の入り込む隙が生まれるという・・・。

お土産を買うときは、お気をつけくださいね!


シルバーメタルパーツは、
以前、アメリカ渡りのホワイトハーツを採るために国内で落札した、
グアテマラのネックレス(「チャチャル」っていうんだそう)から。

エンドのチャームは、鹿と犬です。


【護符】という感じに仕上がりました!



着けると、ちょっと迫力が・・・。

「ぎょ?!」とさせてしまうかも。


tombo2019_05_003

街中で見かけることがあっても、スルーしてください!




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