iCloud のアップロードがようやく完了!
なんだったんだこれ? みなさんもこんなでした??
さて、本格的に使い始めよう!
Illustrator CC 2019 の新機能。
フリーグラデーションを試してみました。
っと、その前に。
拡大縮小のショートカット使うとき、
どんだけ Siri 立ち上がるんだよ!
Command+スペース は反則でしょ?!
もちろん、Siri のショートカットをオフだ。
気を取り直して。
今まで、自由なグラデーションといえば、グラデーションメッシュですよね。
特にオブジェクトを立体表現するのに威力を発揮します。
ただ、使いこなすにはちょっと難しいと感じていた方は多いかも?
効果的に適用するには、立体的なメッシュを貼れるかどうかが鍵になります。
フリーグラデーションはとっても簡単!

ポイントによるカラーの分岐。

ラインによるカラーの分岐。

感覚的にグラデーションが作れちゃいます!
ところで、レギュラーのグラデーションでグレデーションツールを使えば、
複数のオブジェクトに連続したグラデーションがかけられる。

本当は、複合パスにするのが正解。
複合パスにしなかった場合は、そう見えるようにできるだけです。

フリーグラデーションはメッシュと同様、
一つのオブジェクトにしかかからないみたい。
では、複合パスでは?
この3つはどれも複合パス。

左の複合パスのように、接触しているものは問題ありません。
中央と右は接触していない複合パス。
同じものなのにパスをまたいでできるものとできないものがあります。
これはラインですが、ポイントでも同じでした。
どうも、距離が関連しているみたい。
パス間の距離は、1.5mm 強。
この距離が分かれ目みたいよ?
あくまで、私の環境で。
2mm ではダメ。 1mm だったら大丈夫。
でもちょっと離れてるオブジェクトに、
連続したグラデーションをかけたいことってあるじゃん?


こんな風に、どこかが近いと大丈夫。
では、もっと離れてるのは無理なのかな?
無理やりやってみました!

緑の複合パスは、離れすぎでダメです。
なので、紫のような複合パスにしてみました。

パスをまたぐことができます!
お気づきだと思いますが・・・。

面積をなくしたオブジェクト。

モニター上では可視できる。
実際には、面積がないのであまり影響はないかと。


気になる時は、オブジェクトが重なるようなデザインにするといいですね。
でも、こんなヘンテコなのは、印刷に出すことはおすすめできません。
商用でないプリントや、Web用のイラストには使えると思います。
え〜・・・。
例えば、こんなこと。
ロゴを複合パスにしました。

まん中は素直にグラデーションを。
下も複合パス。
これにフリーグラデーションを指定。

【G】にだけポイントが現れました。
この状態だと、

【G】にグラデーションはかかるけど。

超えて【F】にいくことはできません。
戻って、ジョイント作成。

1mm 程度開けています。

いったん複合パスを解除して、全部で複合パスを作成。

全体にかかった!
ちなみに、てきとーなグラデーションがかかっちゃう。
カラーは後で指定するから気にしてはいけません。

自由にラインがひけちゃう。
ポイントも打てます。

好きなカラーを指定して。

できた!


ジョイント部分。


実際には、こんな感じ。
SVG にしてみた。
じゃん!

フルスクリーンにしても問題ないです。
ジョイントは見えません。
いつも私が載せる Illustrator のお話しは、
「そんなことまでしなくても・・・。」
ということだったりして。
これもそう。
この場合の簡単で最善の方法。
矩形にフリーグラデーションを指定して、
クリッピングマスクで簡単にできちゃいます!
重々承知だけど、それでは当たり前すぎるでしょ?
無駄な手順を考えるのが大好き!
フリーグラデーションは、
今までになく繊細なグラデーションが作れますね。
久しぶりに、使っていこうと思った新機能です。
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