最終日です。
本編奈良のお正月 2019 vol.09 【興福寺から転害門】奈良博で、室生寺の釈迦如来像と手向山八幡宮の狛犬・獅子が見られたのがとてもうれしい!
どちらも、1月6日までのようだったからラッキーでした。
博物館の良さは、お堂に安置されているときには見ることができない角度や詳細を観察できることです。
ほんとに、興福寺の宝物館は残念。
それは、まぁ・・・私が言ってもしょうがない。
気を取り直して。
落慶された中金堂がとてもすてきに仕上がっていました!

ずっと見てきたので、すごくかわいい!!
安置された仏像は、旧宝物館で収蔵保管されていましたよね。
やっぱり、お堂に入ると見違えるようです。
本尊の釈迦如来像はどこにあった像だろう?
ビッカビカすぎて修復前がわからないです。
そもそも、公開されていたのかどうかも記憶がありません。
こういう修復。賛否はあると思う。

でも、再建されたお堂にはあってます。
一緒に経年していけますからね。
江戸時代の仏像だから、思いきって修復できたんでしょう。
だって、どこも創建時はビッカビカだったんだから!
中門・回廊が再建されるのだとしたら、興福寺の広い景色も見られなくなってしまうのかしら?
私は、このまま基壇を残し、想像を膨らませるのもいいと思っています。

遮るにはもったいない空間。
東大寺で見逃しそうなものを載せておきますね。
大仏殿中門から。


兜跋毘沙門天。


持国天。
元旦 8:00 までは中門から入場できるけど、普段は通りすぎてしまうのでは?
大仏殿は、回廊もいい。

この曲線にはどきどきします!
南大門の石獅子。

建久7年(1196)というから800年以上前の作。

最古の石製狛犬っていわれるけど、狛犬じゃないもん!
そうなんですよね。
大宇陀の春日神社のこは、こちらの模倣なんだと思います。
本当の意味での、石製狛犬はどこにいるんでしょう?
そういえば、正倉院きれいになってから見ていません。

なぜなら、1月4日まではお休みなのです。
正月じゃないときに来ないとな・・・。
晴天に送られて、奈良を離れます。


今年もお付き合いをありがとうございました!
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