ラストスパートです!

この部分の書きかえポイント。
クジラの潮の部分。

元に比べて。

大きさもちがうし、形も変わってる。 数もふえてます!
スタイルを変えた時に、複合パスから切り離した二つ。
<path class="cls-4" d="M194.31,82.9c5.76-6.38,14.56-5,15.06.75.86,9.92-15.39,1.32-25.69,20.17C183.68,103.82,187.51,90.41,194.31,82.9Z”/>
<path class="cls-6" d="M162.69,75c2.58-4,7.53-1.65,10.58,1.14,2-6.48,5.37-7.1,8.37-4.45,4.79,4.2-3.61,12-3.14,19.16C174,84.16,157.07,83.73,162.69,75Z”/>
片方の座標を書きかえて。

<path class="cls-4" d="
M194.31,100c5.76-6.38,14.56-5,15.06.75,4.5,9.92-10,20-25.69,30C170,103.82,187.51,90.41,194.31,100Z”/>
<path class="cls-6" d="M162.69,75c2.58-4,7.53-1.65,10.58,1.14,2-6.48,5.37-7.1,8.37-4.45,4.79,4.2-3.61,12-3.14,19.16C174,84.16,157.07,83.73,162.69,75Z”/>
ハートにしました! もう簡単ですよね!!
っで、

<path class="cls-4" d="M194.31,100c5.76-6.38,14.56-5,15.06.75,4.5,9.92-10,20-25.69,30C170,103.82,187.51,90.41,194.31,100Z"
transform="scale(2,2) translate(-90,-90)”/>
<path class="cls-6" d="M162.69,75c2.58-4,7.53-1.65,10.58,1.14,2-6.48,5.37-7.1,8.37-4.45,4.79,4.2-3.61,12-3.14,19.16C174,84.16,157.07,83.73,162.69,75Z"
transform="scale(2,2) translate(-100,-50)”/>
transform で拡大と移動を!
残念なことに回転は効きませんでした。
拡大は、オブジェクトではなく、座標全体の拡大になります。
その分も、移動で整える必要があります。
複合パスを一つ残しています。
結果から。
反転したオブジェクトを増やしました。

M161.74,102.31c1.89-5.49,10.75-4.66,14.8,2.93,4.77,8.93,5.24,22.87,5.24,22.87C176.35,107.33,158.5,111.72,161.74,102.31Z
M205.74,102.31C210.5,111.72,190.35,107.33,185.7,128.11,185.7,128.11,186.17,114.17,190.94,105.24C194.99,97.95,203.85,96.82,205.74,102.31Z複合パスは、その母体のパスの最後尾に続けて描かれます。
コピペも続けて大丈夫。
上のデータの下が反転したものです。
練習のため、すべて絶対座標にしてみましたが、
元は相対座標の数値を始点を中心に反転しました。
元が絶対座標のところは、対した大きさではなかったので、
そう見える位置に感覚で書いたものです!
ところで、複合パスはなんで複合パスになるんでしょうか?
続けて書いてあるからだけではないようです。
というのも・・・最初反転したら、オブジェクトが消えてしまったのだ!
でも、外に出すと現れる?
反転したから??
と思って、逆回転に座標を書き直したら、無事、複合パスになりました!
これ、ベースのパスの方向と関係あるのかな?
ベースは、反時計回り。
複合部分は、時計回り。
基本、単体のパスは反時計回りになるようだけど、
時々、時計回りも現れます。
もしかしたら、ベースと反対回りにするのかも??
検証しないけど・・・。
抜けなかったら、反対回りにすればいい!
ということですね!!
いよいよ最後の部分、ヒレです。

<path class="cls-5" d="M98.4,330.77c-3.82-64.35,25.41-85.71,48.35-113.61,3.15,0,8.77,5.62,10.57,8.55-11.47,18.45-12.23,41.17-11.78,54.44C112.48,298.37,106.72,319.74,98.4,330.77Z”/>
元。

<path class="cls-6" d="M60,330.77c30-20,40-20,23.4-50,50-15,15-30,63.34-63.6,3.15,0,8.77,5.62,12,8.55-20,18.45-2,55-30,70C80,300,130,320,60,330.77Z”/>
書きかえ後。 ひらひら!
元データ
<path class="cls-5" d="M
98.4,330.77
始点c
-3.82-64.35,
-1B25.41-85.71,
-2A48.35-113.61,
第2点3.15,0,
8.77,5.62,
10.57,8.55 第3点
-11.47,18.45
-12.23,41.17
-11.78,54.44 第4点
C
112.48,298.37,
106.72,319.74,
98.4,330.77 終点
Z”/>
書きかえデータ
始点
c
30-20, -1B
40-20, -1/2A
23.4-50, 第1/2点
50-15, -1/2B
15-30, -2A
63.34-63.6, 第2点
3.15,0,
8.77,5.62,
12,8.55 第3点
-20,18.45
-2,55
-30,70 第4点
C
80,300,
130,320,
60,330.77 終点
Z"/>
始点 と 第2点 の間に、アンカーを追加しちゃいました!
この場合、第2点 は動かしたくありません。
どうやって 第2点 を動かさずにアンカーを追加するのか?
は、二つ方法があります。
わかりやすいのは、絶対座標に直してしまうことです。
えー、 終点 まで全部計算するのかー・・・。
でないことは、もうおわかりのはず!
第2点 まででいいんでしたよね!!
そして、C・c を適所に挿入。
「このあたりにアンカー」
と思う座標にハンドルと点を書き足します。
もう一つ、私のとったのはこっちの方法。
相対座標のまま挿入してみましょう!
まず、始点から 第2点 の x・y の半分を計算。
第2点の座標をその数値に。
-1B・-2A のハンドルも短めにしておきます。
あとから調整するのでここも半分くらいに。
始点 と 第2点 の間に 第2点 と同じ数値の 第1/2点 を挿入。
前後のハンドルは、はじめ、 第1/2点 と同じ数値にして、
あとから引き出せばいいです。
98.4,330.77 始点
c
-1.91-32.17, -1B
24.17-56.80, -1/2A
24.17-56.80, 第1/2点
0,0, -1/2B
12.7-42.85, -2A
24.18-56.81, 第2点

ね? 半分の位置にアンカーが打てた!
ということは・・・。
始点〜第1/2点 + 第1/2点〜第2点 = 始点〜元第2点
に設定すれば、どこにでもアンカーが挿入できるんですね!
距離でアンカーの場所がイメージできるから、
こっちの方が思った位置にアンカーが打てる気がします。
アンカーを減らしたいとき、次点が相対座標だったら、
一つ前のアンカーから削除するアンカーまでの距離を加算すれば大丈夫です。
ハンドルも消し忘れないようにね!
あとは、ちょこちょことバランスをみながら微調整。

完成しました!
みなさん(いるのかな?)、おつかれさまでした!
ここまでできれば、Illustrator の svg なんてへっちゃらなはず!!
えっ? なんの役に立つのかぁ?
それは、もう。
たとえば、
夏休みの海外旅行中、スマホだけしかないのに、
クライアントから、
「サイトのイラストの修正を即やれ(怒)」
とのメッセージが届いたとき!
とか?
というくらい、実務向きではないけど、
ベジェがどういうものなのかということがよくわかります。
一度、データを開いて動かしてみることはムダではありません。
ここまで読んでくださったみなさまに。
サンプルを用意しました。
svg_sample.zip
おひまがあるときにいじってみると、ひまつぶしになりますよ!
・・・。
なんだか簡単なイラストだったら、
フリーで描けるような気がしてこない?
もう引けません!
数値だけで描いてみようじゃないか!!(数日まってて)
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