最初からこの記事におつきあいしていただいてる方は、
もう座標も読めちゃうしハンドルも動かせちゃう。
じゃぁ、本当に自由にベジェ曲線は描けるんでしょうか?
すでにあるイラストを書きかえましょう。
あっ・・・【描画】を「描く」【データ】を「書く」としてます。

先にスタイルを変更した、このバナー。

どん!
どうでしょう?!
自由なベジェ曲線は描けます!
かなり大変だけど!!
ちょー手間がかかるけども!!!
はっきりいって、全部の手順は読む前からお腹いっぱいになっちゃうと思う。
それでもやってみたい!
という方にポイント解説です。 がんばりましょう!!

この記事では、こちらの部分の書きかえポイント。
尾びれの部分です。

大きく書きかえました!
まずは、円弧。
はじめて出てきました。 アルファベット A。
円弧で描いたんじゃないんだけど、円弧に変換されてしまいました。
このあたりは、気まぐれのようです。
何度か書き出してみましたが、
その時々、普通にパスで書き出されたりもします!
Illustrator ではこちらです。

データです。
<path class="cls-1" d="M
420.11,58 始点
h-8.23 始点から水平(H・h)に -8.23 の第2点
A63.23,63.23,0,0,1, 第2点と第3点を通る
円弧-1416,79.7, 第3点
63.46,63.46,0,0,1, 第3点と第4点(終点)を通る
円弧-2420.11,58 終点
Z”/>
円弧-1 の数値を変えてみます。
見やすく、オブジェクトを消しました。
文章よりも画像で理解してね。

A63.23,63.23,0,0,1, 元の状態。
これでは、どの程度の円の円弧なのかよくわからないので。

A63.23,63.23,0,
1,1,
円を反転させます。
A の最初の二つの数値は、円の大きさ。

A63.23,
20,0,1,1,
x軸が最初の数字。 y軸を変えてみました。
反転した円を戻してみると・・・。

よれちゃいましたね〜。
楕円にして、最初の 0 に数値を入れると。

A
100,63.23,
10,1,1,
傾きます。
楕円のどこの円弧を使用するのかということ。
最後の 1 は。

A63.23,63.23,0,1,
0,
使用する円弧の反転です! 最初のは、円そのものの反転。
わかりやすくレイヤーを上にしてます。
ここでは、
<path class="cls-1" d="M430.11,58h-28.23A63.23,63.23,0,0,1,416,100,63.46,63.46,0,0,1,430.11,58Z”/>
と書きかえ。
円弧は変えず、第3点を下に、他 2点間を広げました。
次は、尾びれの右側。
Illustrator 。

データ。
<path class="cls-4" d="M530.44,0c-2.78,5.1,2.78,21.78-26,19.46-24.46-2-70.41,2.78-84.38,38.57H526.76C535.41,44.07,538.67,25.37,530.44,0Z"/>

始点を大きくのばした形にしたいな。
始点の位置を変えてみましょう!
終点の座標も同じにしてくださいね。
y座標を上方に引き上げました。

<path class="cls-4" d="M530.44,
-30c-2.78,5.1,2.78,21.78-26,19.46-24.46-2-70.41,2.78-84.38,38.57H526.76C535.41,44.07,538.67,25.37,530.44,
-30Z"/>
なんだ? ダメじゃん。
ではなくて、相対座標を忘れているからです。
どこか 1点を動かす場合、その後に相対座標が続くとき、次の点(アンカー)座標の値も加減させます。
この例では、始点と終点の y を マイナス30 で上に持っていったから
第2点の y は プラス30 でもとに戻します。
厳密に言えば、その前のハンドルもですが、
どうせ全体での調整が必要だから、そのままにしています。

<path class="cls-4" d="M530.44,
-30c-2.78,5.1,2.78,21.78-26,
49.46-24.46-2-70.41,2.78-84.38,38.57H526.76C535.41,44.07,538.67,25.37,530.44,
-30Z”/>
できたかな?
あとは、いいぐあいにハンドルを調整します。
では、先ほどのこちらに戻ってみましょう。

<path class="cls-4" d="M530.44,
-30c-2.78,5.1,2.78,21.78-26,19.46-24.46-2-70.41,2.78-84.38,38.57H526.76C535.41,44.07,538.67,25.37,530.44,
-30Z"/>
一つのオブジェクト全体を移動したいときも、まず、始点と終点を移動します。
今度は、相対座標はついてきますが、絶対座標がついてきません。
なので、絶対座標の加減をします。
こっちは、出現する絶対座標すべてです。

<path class="cls-4" d="M530.44,
-30c-2.78,5.1,2.78,21.78-26,19.46-24.46-2-70.41,2.78-84.38,38.57H526.76C535.41,
14.07,538.67
-4.63,530.44,
-30Z”/>
C の後の y を、それぞれ マイナス30 しました。
あれ? H も絶対座標なんじゃないの??
H は、前の点から この座標まで 平行線を引く指示です。
y 方向に垂直移動したので座標は変わりません。
x 方向に水平移動したときは、書きかえが必要です!
ちなみに、V は、垂直線。
L は、ハンドルのないラインです。
・・・大丈夫ですか?
もしかしてもう誰もついてきてなかったりして??
もうちょっとがまんしてくださいね。
長くなったので、続きます!
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