8月23日 今日のあいぽっちゃん【染め】今日になって、突然建ちました。
ここでちょっと、ざっくりと、藍染めのお話です。
草木染めの基本的な方法は、染料になる植物を煮出して染液を取り、布を浸して染めます。
染めるには、色素を水に溶かす必要があります。
藍の色素は、水に溶けません。
そこで、アルカリ(灰汁・消石灰)で還元して藍の水溶液を作ります。
また、藍から色素を取り出すには、発酵させなければいけません。
発酵するためには、微生物が働かないといけないのですが、
アルカリには、殺菌作用があります。
アルカリが強すぎると、発酵しないし、弱すぎると色素は溶け出さず、
腐敗してしまうということになります。
藍の色は、青です。
還元されて、黄土色になります。
染めたあと、空気で酸化されて、本来の青が現れます。
酸化すると、不溶性に戻るので、堅牢に染着します。
ってなかんじで、染ました。

ね?
染まったでしょう!
青いでしょう!
絞りもクッキリ。
一回染めです。
今治のタオルマフラーです。

爪もね。
ね!
青くなると、うれしくなっちゃうんですが、
周りの人は気味悪がるし、強アルカリなので、
ゴム手袋をした方がいいと思います。
でも、やっぱり、素手で染めたいよね!
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