7月14日 「私の」メインは今日!
ホテルでの朝食後、5・4 にわかれて出発。
ダイビング組4人は、ショップスタッフとセノーテへ。
ベテラン(色々な意味で)3人は、私と一緒に遺跡です!
今回は、現地ツアーではなく、
いつもお世話になっている ナチョ が連れていってくれるからお気楽。
私がすることはなにもありません!

着いた!
【EK’ BALAM】 エク・バラム

ここは、がっつり古典期の都市遺跡。

中心部が整備・公開されています。

2重の城壁とサクベがきれいに残る。
【構造物 17】

うつくしい マヤ・アーチ です。
【楕円の宮殿】

とネーミングされているように、背後がアールを描いています。

ウシュマルの【魔法使いのピラミッド】に似ていますね。

ここの遺跡は、ぜんぶ上れます!
【構造物 4】

ふたごです!

りっぱな ステラ が建っていました。

その近く。 アルター はなくて、獣形の供物台(だと思う)。
【球技場】

【スチームバス】

【貯水施設】

そして・・・。
【アクロポリス】

ちょっと、ひとまわりしてみましょう。

両翼には、部屋が並ぶ。
内部のアーチ。

【17】のもだけれど、ここのアーチの造りは、
堅実で、とてもうつくしいです!

謎の穴もあるよ!
さて、正面に戻ってきました。
エク・バラム は、近年、調査・公開された新しい遺跡。
一躍有名になったのは、この アクロポリス での発見です。
お約束のように、新しい神殿の内側に入っていました!
階段には。


紋章文字!

漆喰の神殿です!!
漆喰が完璧に残っている遺跡は稀ですよー。
まして、オリジナルがそのまま見られるのも超稀少!!!

有名どころの遺跡では、保護のため、
レプリカに置きかえられているのがほとんどです。

入り口は、いわゆる【怪物の口】。



いろいろなポーズをとった人物像。

雰囲気は、カバーの【強い手を持った男の像】に似てる。
こちらの方が、躍動的ですね。
壁画も描かれています。

線描された神殿の中。
色白な人物を中心に儀式をしているのでしょうかね?
黒っぽい従者はそれぞれになにかを持っていますよ。
階段を上る人物は神殿内の人物と似ていて、
神殿内の人物の行動表現かもしれません。
えーっと・・・。
私にはこれ、放血の儀式に見えますが。 どうでしょうか?
右手でささえて、左手はなにかを握ってるみたいなしぐさです。
だって、まんなかの・・・よく見ると脚ぢゃぁないよね?
マヤの人たちにとって、
生け贄というより血を流すことが重要だったようで、
それは、王族の義務でもあったようです。
おそらく、不作だったり、病気がはやったり、戦争に負けたりすると、
この王の血は弱っちい!ってことになって人心を失ったんじゃないかと。
戦争は定期的におこなわれていて、
どちらかの国が相手の王を取るか取られるかで決まるそうです。
将棋みたいですね。
負けたら王が捕虜になって引きまわされる。
生け贄になったり、ならなかったり。
相手の国と国民をどうこうするという気はないようで、
対王家の力関係のための戦争だったようです。
っで! 血が弱いと威信が保てないのだ!!
いろいろな普通(?)の部所(首だったり手だったり)も、
もちろん、切ったり刺したりするんだけど。
知られている話では。
男性の王族は、自分の男性器に穴を開けて血を流す。
器具は、黒曜石やらエイの尾っぽの針!
数人が、ロープでつないだような絵も残ってます。
女性の王族は、舌に穴をあけて血を流す。
そして、リュウゼツランの棘を編み込んだロープを、
ずーりずりっ!と、通すのでありました。
なんだかなぁ・・・。
戦争はしなっきゃいけないわ、血を流さなきゃいけないわ。
まかりまちがって、王族にうまれたら・・・やだな!

大きな、セイバ。
アクロポリスからの眺めは最高!

ちょっとだけ、王族でもいいかな。
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