藍建てしよう!2017 vol.07 今年も【趣味で、藍発酵建て】

「藍は染着しない」と以前記事にしたかと思います。


ざっくりというと、繊維内部に染料が入り込んで安定するのが染着です。
藍は、繊維表面に吸着している状態なんですね。

一度に吸着できる量は限られるから、
長時間浴液につけたからといって濃く染まるわけではなく、
数分の吸着を重ねることで色をのせていくわけです。


もう、弱ってしまった藍は染まってくれないんだよねー・・・。


っと、私も思っていました。
っが! どんなにうまく建たなかった時でも、
あいぽっちゃん(ポリバケツ!)が青く青く色づくのです。

以前からうずうずしていたのはこのこと!


1ヶ月以上藍の入っていた甕が色づくんだったら、
つけ置いたら、弱った藍でも染まるんじゃないの?


もちろん、元気なうちはこんなことはしません。
でも今年は、不順な天候のせいで体調のすぐれない あいぽっちゃん。

ここで試さなければいつ試すのよ!?


状態といえば、こんなです。

藍染め2017_022

かすかに青い華は建ってるけど、浴液自体は茶色い。
元気なときは青黒く見えます。
紅のように見えるのは・・・雲のうつりこみだったりして。

液温も、気温と同じくらい下がってます。

普通は淡色でさえ、もう、染まらないですね。


すくもがつかないように、洗濯ネットに入れて・・・。

藍染め2017_023

投入!


とりあえず、まる1日。


染まった!

藍染め2017_024

染まるじゃん!!


むらになるのは、まあ、しかたないでしょう。
むら染めだといい張りましょう・・・趣味ですから!


濃い斑点は、残っていた華がついてしまったから。

藍染め2017_025

これは、華をのぞけばいいだけです。


つけ置く時間を変えてみました。

6時間では、あまり染まらない。
12時間では、そこそこ。
24時間で、しっかり色がのってきました!

また、引き上げたあと、1〜2時間ほど流さずに放置して酸化。
このほうが、より発色した気がします。
・・・あくまでそんな気がしただけだけど。


心配の一つは、こんなに長く強アルカリにつけて痛まないか?
でしたが、大丈夫みたいよ? セルロースですし。
あっ、蛋白繊維はダメですよ。

もう一つ、反対に染まった藍が溶け出してしまわないか?
は、つけ置きを重ねてみて、色がのってきたのを確認したので、
こちらも大丈夫なようです。

ただ、他の草木染めの上に重ねたものに関して。
普通に藍を染め重ねたとき、グラフィックでいう乗算よろしく、
下の色にのるように染まるんだけど。
この場合、下の色に混ざり合うような色になりました。

面白いです!

藍をはじめてから、草木染めはしてなかったけど、
ちょっといろいろ試したくなってきた。
また、はじめようかなぁ・・・と思ったりして。


とにかく、怪我の功名とはこのこと。

もう、どんな状態でも藍染めが楽しめる!って、
長年のもやもやが晴れた気分!!




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