イエメンのシルバービーズは、丁寧な細工が素晴らしい。
古い銀貨を素材としているため、銀の純度も高くなっています。
イエメンの銀細工は、ユダヤ人職人が担っていました。
その職人たちがイスラエルに渡ってしまったために、
イエメンでは職人がいなくなってしまいました。
というお話です。
それ以来作られることはなく、
近年、入手困難で高価なアンティークビーズの1つです。
【カーネリアン・デ・アレッポ とイエメン・シルバーのネックレス】

イエメン・シルバーには、職人のサインが刻印されているものがあります。
作り手の誇りが感じられますね。
センターは、大きなロンデル型のイエメンです。
ちょっとわかりにくくなっちゃったけど、よ〜く見て。

サインが入っているんですよ!
このタイプのビーズでは、とても珍しいことなのでした!!

小さいほうもすてき!
カーネリアン・デ・アレッポのダメージも隠せて、
あつらえたように、ぴったり。
かっこいいネックレスに仕上がったと満足です!

私たちには、以前から馴染みのあった土地の名前 アレッポ。
名前の由来になるほど美しいカーネリアンが採れたのでしょう。
今、問題の渦中にあります。
現代、アクセサリーパーツのお店では、
メイド・イン・イスラエル のメタルパーツが売られています。
とても繊細で、技術の高さが伺われます。
技術は、人とともに移動するものなんだ 。
と、あらためて実感します。
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