エジプトのダイビングと遺跡 vol.02 【シナイ山 こぼれ話】

本題に入る前に脱線したお話です。

ダイビング組と分かれ、シナイ山へ登るのは4人。
翌日のダイビングの為、スタッフはついていけないので、計画した手前、私がグループの代表です。

メンバーは、私と同年代の男性、Yさん。彼は登山もします。
私よりちょこっと上の女性、Rさん。年齢・見かけによらずアクティブな方です。
そして、当時70歳の男性、K先生です。この方は登山の経験もあり、体力もあるのですが、
そうはいっても年齢と、喘息の持病を持っているのが少し不安でした。

午前1時過ぎ、現地ガイドが迎えにて出発です。

ホテルのロビーで見送ったスタッフのことを、私に尋ねました。
「彼は君のハズバンドなの?」
「??・・ちがいますよ。」
と私。

なんなんだ?

山頂へ行くのには、セントカタリーナ修道院の裏手から、階段で直線に登る道と、
途中までらくだを使える道があります。
最後は合流して階段を登ることになります。
行きは【らくだ道】を選択します。

らくだに乗って合流地点までいく・・・はずが、らくだが出払ってしまっていません。
遅れをとりました。どうしよう?
私たちはともかく、K先生が心配です。ご本人も全行程歩くことに不安を訴えていました。

話し合いで、
ゆるりと登りながら、途中、戻りらくだを捕まえましょう。
K先生は無理をせず、つらいと感じたらその場で私たちが下山するのを待ちましょう。
ということになりました。
ここからは、自分たちで山頂まで行き、ガイドは麓で待機するのですが、
このガイド、私たちに従って登ってくれます。
いるはずのらくだがいなかったので、責任を感じているのかな?
と、思ったのですが・・・。

歩きながら、

「恋人ときてるの?」
「彼は、日本でまってます!」
「ノープロブレム!デートしよう。」
「プロブレム!彼が怒るでしょ。」
「日本は遠いじゃない。明日会わない?」
「明日は、ダイビングだから!」
「昼は海でダイビング、夜はぼくと、デザートダイビング!」
「!!」

・・・こいつ、だいじょうぶか?

などどいいながら、肩やら、腰やら触ってきます。
困ったものです。
これは、旅行会社と契約したガイドは、絶対してはいけないことです。
クレームに上げられたら大変。賠償ものですよ。

それに、私の年がわかってるのでしょうか?

もうこの程度のことでは、まったく動じる玉ではありません。
今までに、こういうのに引っ掛かった子がいたのかな?

しかし!先の不安を抱える今、これを利用しない手はないではありませんか!!
いけるところまで引っ張って、いざとなったらK先生を担いでもらいましょう!

※注意!
思わせぶりな態度は非常に危ないので、娘さんたちは、決してやってはいけません!


そして、戻りらくだが無事捕まりました。
ここで、らくだに乗って、作戦も終わりかな?と思いましたが、
こんどは、私のらくだの横を歩きながら、足を触ってきます。

だから、私はおばさんなのだよ。

明るくなってから、私を見てがっかりすることでしょう。ちょっと罪悪感。

というのも、結局このガイド、
ごった返すらくだ降り場では、離れてしまったメンバーを探してくれ、
法外なバクシーシをねだるらくだおやじを蹴散らし、
歩きが遅れるK先生にずっと付き添い無事山頂まで届け、
一足先に下山して麓で待機していてくれたのでした。

でも、それはそれ。本当はクレームにしておかしくないのですから。
宿泊のホテルに戻り、チップも払わずに帰したので、最後は納得いかない顔をしてました。

後日、旅行会社が、通常このグレードのガイドが山頂まで行くことは無いのにどうして?と。

苦笑いです。

シナイ山01


次回はシナイ山の前編です。




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