子供の頃からの夢は、世界の遺跡を見に行くことでした。
テレビのスペシャル番組を見ては、ドキドキしていました。
夢だと思っていたことが現実になったのは、今のダイビングクラブに入って、
理解あるスタッフと仲間に出会えたからです。ありがとうございます!
「紅海に潜りにいく? だったらピラミッドとルクソールに行かないなんてうそでしょう?!」
と言ったのは、16年前。ここから私たち(主に私)のダイビングと遺跡の旅は始まりました。

これは、当時のこと。
シャルムエルシェイクは、
砂漠の中のゆったりと高級なリゾートでした。
ホテルはモーベンピック。
道路を挟んで両側に敷地が広がり、
メインストリートに大理石を敷き詰め、
中央に噴水という贅沢な設備でした。

ダイビングは、
卵を食べるナポレオンが有名だった、
ラス・モハメッドはもちろんですが、
ダバブでの、キャメルダイビングが
楽しかったですよ!
マイらくだにタンクと器材をくくり付け、
とことことポイントまで向かいます。
ダイビングスタイルはビーチドリフトなので楽です。
お昼は、ダバブの町から時間に合わせて、ランチボックスを持ってきてくれます。
世話をしてくれるベドウィンが、火を起こし、ナンを焼いて分けてくれました。
すっごく美味しかった!

クリスマスに訪れた私たちは、夜、
となりのホテル主催の
クリスマス・スターライトディナーに参加。
砂漠に車で移動し、ケータリングのディナー、
サンタクロースがらくだに乗って登場、
ベドウィンと、水タバコを楽しみながら
踊ったりする、すてきなイベントでした。
そして、再び訪れた、10年後のことです。
シャルムエルシェイクが大きくなっていたのにはびっくりです。
すっかり、アメリカタイプの大型リゾートではないですか!
以前のゆったり感はありません。
モーベンピックを覗くと、道路の片側は違うホテルになったようです。

港も移転。
ここのダイビングボートの数といったら!
おそらく世界一ではないでしょうか?
人も当然いっぱいです。
水中に人が連なっているのが、
ボートの上からでもわかる・・・。
ラス・モハメッドもしかり。
入場制限があったはずですが、
もしかしてなしくずし?
もう、あの時の紅海ではないのかなぁ。
さて、今回私はダイビングを削り、ずっと行きたかった、シナイ山へ登ることにしました。
次回は、シナイ山のお話です。
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