9月19日、帰国の日になりました。
泊まったのは、【Hotel Hacienda Uxmal】ハシエンダ ウシュマル。
高級リゾートです!

エントランスの雰囲気は抜群!



パティオに大きくて深いプール。

木の配置もすてき!

回廊がテラスになってる。


さすがの調度。

バスタブ付きの《ろまんてぃっく》なお風呂!
ジャグジー仕様のお部屋もあったよ!!
アメニティはすべてナチュラルなもので揃えてありました。
ただし・・・水のサービスはありません。
バーが意外に早く 10:00 すぎごろ閉まっちゃう。
朝です! インクルードされている朝食は・・・

フルーツ。

卵はお好みで調理してくれます。
私は、オムレツ。 とろっとろで美味しい!

こちらは、パンケーキ。 卵とのチョイスになります。
アラカルトも頼めます。
あとは、ジュースとコーヒー。
パンも美味しかった!
日本のツアーではウシュマルで宿泊することはまずないけど、
チャンスがあれば、絶対、泊まったほうがいいですよ!
ホテルのWiFi環境。
回廊・パティオ・レストラン・ロビー、部屋の外で通じます。
パスコードは無し。
部屋に有線があるとの情報がありましたが、今はないようです。
接続は細いなーって感じ。 部屋に入ると途切れます。
出発は、11:00。 ゆっくりでいいですね。
時間があるので、朝食後の 9:00、
併設の【チョコレート・ヒストリー・ミュージアム】へ。

といってもなんのことはない施設に思えます。
料金を払うとデモやセレモニーを見せてくれるということ。
時間もわからないし意外なお値段(高い!)だったので、
私たちは買い物だけしました。

施設のショボさに侮ってました。
ここのチョコレート、どれもすっごく美味しいです!
カカオの含有量を変えたのや、スパイス・ナッツ入りのタブレットがたくさん。
かたっぱしから試食しました。
お土産も豊富。
かわいいTシャツや小物、面白いのは、
カカオを使ったローションやヘアケア、モスキートスプレーなんかもあります。
売店でチョコラテやチョコレートのお菓子も食べられます!
チョコラテはアイスのみ、量が多いから2人でちょうどいいくらいです。
部屋に戻って一息。
・・・さて、そろそろ時間になったでしょうか。
ウシュマルに来ると思い出すことがあります。
私が始めてメキシコに来たとき訪れた遺跡は、
ダイビングをしたコスメルの遺跡群・チチェンイッツァ・テオティワカンでした。
憧れの地に来てとても嬉しかったです。
そして、この遠い国にまた来ることなんてないだろうと思いました。
数年後(今から19年ほど前。)、ベリーズでダイビングをすることになりました。
だったらティカルに行けるじゃないか!
ベリーズとグアテマラのフローレスは目と鼻の先で、
実はどこからいくよりも近い! 定期の直行便もある!!
ダイビングクラブのスタッフに、
どれだけティカルがすばらしいかを説き(行ったこともないくせに!)、
半ばむりやりダイビングの日程に組み込んでもらい(ぜいたくにも2日間!)、
それまで絶対行くことはできないと思っていたティカルを訪れました。
ティカルでは遺跡内のホテルに泊まり、すべてが夢のような時間でした。
ジャングルのホテルは、夜、自家発電を切ります。
始めて知ったのは・・・
夜が漆黒だってこと。
夜行性の動物が賑やかなこと。
慣れると気持ちよくねむれること。
夜明けとともにジャングル中のホエザルが一斉に鳴くからいやでも早起き。
ベッドから出ると忍んでいたサソリをぺっちゃんこにしてることもあること!
2日間、ステラを読み解きながらの充実した見学になりました。
忘れられないのは、4号神殿の飾り屋根から見た景色です。
当時、神殿部に10mほどの梯子がかかっていて登れたんですね。
この梯子は、単管を適当に組んであるだけのものでなかなかスリリングでしたよ。
実際、落ちる人もいたようです。
今では考えられませんね!
白く輝く神殿群を目の当たりにして。

夢がかなったなぁ。と思った瞬間でした。
この2日間、私たちのガイドをしてくださったのが、
グアテマラの染織研究家でいらっしゃる児嶋英雄さんでした。
(当時は、ご高名な方とは知りませんでした・・・。)
偶然とはいえ、とても幸運でした。
私がマヤ・ナワが大好きでティカルが夢だったこと、
染織を勉強したこと、貝紫にも憧れていることなどのお話をしました。
ティカルの前にどこの遺跡を訪れたのか? というお話をしたとき、
ユカタンでチチェンにはいったけど、ウシュマルには行けなくて残念だった。
今後、メキシコに行ける日がくるかもわからない。 と。
すると、児島さんは自信たっぷりで、
「残念じゃないです。 あなたはこれから何度でも来るんですから!」
と、言ってくださいました。
私は目が覚めたようで、その言葉通り、
メキシコ・メソアメリカの地に何度も来て遺跡を巡っています。
きっと、呪文にかかってしまったんですね。
メキシコシティーに降りるとき、雨が降っていました。
空気を洗い流して。

ナワの神様が澄んだ夕焼けで送り出してくれました。
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