今週の、【123D Creature】です。
今回は、2体。
こんなボーンからスタートです。


もうなんだかおわかりかも。
完成までには、それぞれ、こーんな工程です。


アプリが手軽なだけに、ちょっとした手違いが発生しがちです。
造形の途中で、さわったつもりもないのにへっこんでたりとか、
色がついちゃったりとかね。
前に戻る機能も数回しかできないから、
要所要所でプロジェクトをコピーしながらすすむのが正解です。
完成はこちら。


【風神】です!
袋は、おなかからはえてます。
このあたりが、不便なところ。
別のオブジェクトを読み込めたらいいのにね。
見てのとおり、仏像彫刻をイメージしています。
衣には、金箔銀箔を貼って截金【きりかね】だと思いながら見てください。
そう見てね? ねっ!
頭は、大好きな、ワヤンの人形を意識しています。


【雷神】です!
シンボルの太鼓をどうしようか? 背負わせるか?
って悩んで、鼓にしました。
鼓を持った雷神っていないよね?っていうのもあります。
バチは持たずに手で打ちます。
なぜなら、持たせるポリゴンがなくなったから!
単に物理的な問題でした。
掛けている藍染めの紐からつながっていますよ。
今回は、モデルにリアリティを持たせるにはというお話。
私は、重力を感じるかどうかだと思っています。
人型の場合は、ちゃんと地面に立っているように見せないといけません。
モデルは、デフォルメされてるから、こんな頭でっかちでは、
実際には、立っていられないですよね。
持ち物も含めて、重心を意識して、ボーンを組み立てましょう。
スキンでは、なるべく影は描かないほうがいいです。
描いてしまうと、光の方向が限定されてしまうので、
よっぽど技術がないと、かえって平面にみえてしまうかもよ。

ペイントをあきらめないのも大事です。
このアプリでは難しいところだけど、
こういう裏っかわも、ギリギリまでがんばってペイントしましょう!
あ〜、やればやるほど、これでは物足りなくなってきた・・・。
もう一度、始めから3Dしようかなぁ?
そうなると、マシンもソフトも欲しい。
あと10年早くこの環境があったら、迷わないんだけどね。
今は、これくらいが私の等身大かもな!
最後に、レンダリング結果。

【風神雷神図】でした!
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