ここから、2008年 【趣味で、藍発酵建て】です。

ベランダで寝ていた、
あいぽっちゃんを起こしましょう。
昨年の名残。
中が青く染まっています。
今年
7月は、
キューバへ行くので見送り、
8月は、
気温が暑すぎるようで見送りました。
夏休み最終日、8月31からはじめます。
材料・器材・手順は
昨年と一緒です。
ひとつだけ、ブドウ糖ではなく、黒砂糖を使ってみました。

すべてを合わせたところです。
pHは11弱。ちょっと低いかな。
すこし様子をみてみよう。
今年も成功しますように!
明日から、毎日、朝晩撹拌です。
9月1日 新学期このごろは、だからといって、
電車のなかに子供が増えたり減ったりしなくなりましたね。
まだまだ、変化なし。
そして、
9月2・3・4・5日ぜんぜんなにもおこらない。
昨年は、このころには色が出てきていたのに。
どうしよう?
といっても、
pHは12ちょいくらい、温度も30℃前後と問題ないはず。
とりあえず、発酵していないので、養分の黒砂糖と、
新しい灰汁を500mlほど加えました。
9月6・7日だめかも…。
試しに、布切れを浸してみるものの、
汚れるだけで、色素は出ていません。
この状況でわかったこと。
なぜでしょう。
藍って、建たないと、ひどく落ち込みますね。
昨年、いい気になりすぎた酬いでしょうか?
すべてをなかったことにしていいですか?
もう、泣きそうです。
9月8日少しだけ、においが変わってきたみたいです。
すくもは、はじめアンモニアを強く感じます。
発酵していくと、強い刺激は少なくなり、藍のにおいに変わっていきます。
まだ、望みはあるでしょうか。
9月9日朝、まったく変わらないので、落ち込んだまま出勤です。
10日目です。どうにもならなかったら、そろそろあきらめないとだめかしら。
こういうとき、容量が小さいと修正がききません。
最初からやり直しです。
…ほんとに泣いてもいいですか。
夜帰宅。
相変わらず。
掻き混ぜても、茶色く、ぺったんこのままのあいぽっちゃんをながめます。
孫の手も色が付かないままです。
なにが、足らなかったのかなぁ?
ちょっとやけになりました。
とりあえず、還元して色素を出さないことには!
今、pHは12。13くらいまでなら大丈夫なはず。
そこで、多めに石灰を回し入れて、底からおもいっきり掻き混ぜます。
ぶくぶくっ!
あれっ!建つかも!
なんの兆候もなかったのに。
やっぱり、やればできる子です。
よかった!あいぽっちゃん、よい子!
掻き混ぜている孫の手も、いつのまにか青く染まっていました。
pHは12.3~4。このくらい必要だったのかな?
なんで急に進んだんだろう?
9月10日
朝の状態。
泡が消えずに集まっています。
もうちょっとで、
立派な藍の華になれるとおもいます。
週末には、染められるように、
安定させていきましょう。
がんばれ!あいぽっちゃん!
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