興福寺へ降りてきました。
今日は奈良博が休館日です。 久しぶりに興福寺の国宝館へ。
そうか、国宝館が新しくなってから初めてです。
きれいになりましたよ。
でも、部屋を分割したから通路がせまいよね?
それと、照明が演出過多ではないでしょうか? ドラマチックに見せようとしてませんか?
細部を見たくても、飛んだり、つぶれたりしているところがあります。
もう少しフラットな照明のほうがいいと思います。

中金堂は柱が建ったようです。
あけっぴろげですね。
興福寺 五重塔
ランドマークです。
私がこの塔に持っている印象は、【 重い 】
他の塔にない重量感です。
興福寺 三重塔
可憐な鎌倉時代の塔です。
興福寺のなかで、
いまいちメジャーになりきれない感じですが、
私は好き! いい塔です。

三重塔の坂を登っていくと、顔をだします。
興福寺 北円堂
春秋の特別公開以外は、ほとんど見向きもされない感じです。
私は、興福寺のなかで一番だと思っています。 とても美しいお堂です。

重なりのふっくらとした
曲線がいいんですよ!

堂内には、運慶作の有名な
無著・世親菩薩立像があります。
私、本当のところ、運慶作の仏像にはあまり感じるものがないんです。
というよりも、作者のネームバリューに興味がないということです。
数年前のオークション騒ぎにも、運慶だからなのだろうと疑問を感じました。
でも、この無著・世親の実物を初めて見た時は感激しました。
すばらしいものでした。
これは、このお堂で見るものだと思います。堂に差し込む光で見るべきです。
さて・・・もう時間になりました。 転害門から外にでましょう。
今年は、どんな道を歩くんだろう。
東大寺転害門 外より内へ
東大寺転害門 内より外へ
また、帰ってきます。
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