奈良のお正月 2011 vol.06 【安倍文殊院 周辺】

ここからは、住宅地のなかにある遺跡です。
ほんとにわかりにくいというかなんというか・・・。 しっかり地図で確認してね。


最初は、桜井商高が目印。 民家と民家のどまんなかにあります。


上之宮遺跡

上之宮遺跡_01

聖徳太子の上宮の可能性があるとのこと。
復元された、園池遺構の石組です。


上之宮遺跡_02

どうやら、亀の形をしているみたいです。


上之宮遺跡_03

頭の部分。


上之宮遺跡_04

ひれですね。


次は古墳の玄室に入ります。 私は持ってなかったけど、懐中電灯を用意しましょう。

艸墓古墳_01

この杭を見つけて!
そこの細い通路で、お家の横から裏へまわります。


艸墓古墳

艸墓古墳_02

入り口は、すごく狭いです。


艸墓古墳_03

羨道の石です。 かがんで進みます。


艸墓古墳_04

玄室いっぱいの家形石棺。
ここは立ち上がれます。


艸墓古墳_05

石棺を安置してから、
外側を組んだと考えられています。


次の古墳へいきましょう!
場所は、文殊院の北側としか言いようがありません。 艸墓古墳は南側です。


谷首古墳

谷首古墳_01

ちょっと・・・こわいかな?

いや、現実面で。
なんかふんじゃいそう・・・とか、
へんな人がいたらどうしよう・・・とかね。
そう思ったらやめてね。
特に、女の子は。


谷首古墳_02

大きな羨道の石。
中はまっくら。


谷首古墳_03

なんにも見えない!
えいっ! と撮りました。

すごーい! 4mの玄室です。
巨石ですよ!


谷首古墳_04

中から外を見ると、
なかなかおもむきがありました。


ひとつだけ注意!
こういった整備されていなくて人気もない遺跡を見学するときは、
事故やトラブルに遭わないように本当に気を付けてください。


では、安倍文殊院に向かいましょう。 ここにも玄室に入れる古墳がありますよ!


安倍文殊院 本堂

安倍文殊院本堂

拝観料を払って内陣に入りました。
文殊菩薩さまは、
今、獅子から降りています。
おかげさまで間近に見られます。


安倍文殊院 閼伽井古墳

安倍文殊院閼伽井古墳_01

東古墳です。
ここは入れません。


安倍文殊院閼伽井古墳_02

羨道から、知恵の水が湧いています。


安倍文殊院 西古墳

安倍文殊院西古墳_01

洗練されたうつくしい古墳です。


安倍文殊院西古墳_02

すばらしい石の細工。
壁面もさることながら、
天井がアーチ状に加工されているのには、
職人さんのこだわりを感じます。


今日のかわいいのは、安倍文殊院から。


安倍文殊院 白山堂

安倍文殊院白山堂_01

すてきな唐破風の社殿です。


安倍文殊院白山堂狛犬

おすましの狛犬。


安倍文殊院白山堂獅子

がんばる獅子。

両方とも、ころころしてかわいい!
そして、これ!


安倍文殊院白山堂蟇股

こんな顔してても、重文だもん!


今日の最後はここです。 桜井を歩くとき、私は必ず立ち寄ります。


吉備池廃寺

吉備池廃寺


だれも訪れるひとはいません。




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